今月の主題 循環器薬の使い方
座談会
循環器薬の新しい使い方
岸田 浩
1
,
芹澤 剛
2
,
飯沼 宏之
3
,
村山 正博
4
Hiroshi Kishida
1
,
Takashi Serizawa
2
,
Hiroyuki Iinuma
3
,
Masahiro Murayama
4
1日本医科大学・第1内科
2東京大学医学部・第2内科
3心臓血管研究所
4関東逓信病院・循環器内科
pp.1243-1253
発行日 1984年7月10日
Published Date 1984/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219136
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村山(司会) 本日は「循環器薬の新しい使い方」というテーマで,最近の新しい薬の動向とか,古い薬でも基礎的ないろいろな実験データが出てきますと薬の考え方も変わってきますので,新しい使い方といった点から始まって,実地臨床家にとって薬をどのくらい知っていれば日常診療に間に合うかといったpracticalな問題,そして,どういう副作用に気をつけたらよいかということまで,幅広く循環器薬の使い方についてお話をうかがっていきたいと思います.
なお,個々の薬については特集の各論文をお読みいただくとして,この座談会ではそういう原稿にはない,実地的な面,経験談,あるいはこれから考えていかなければいけないこと,などを中心に話を進めていきたいと思います.
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