今月の主題 血小板の臨床
血小板の基礎
血小板の形態と機能との関連
服部 晃
1
Akira Hattori
1
1新潟大学医学部・第1内科
pp.1652-1653
発行日 1983年10月10日
Published Date 1983/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218452
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血小板は血球のなかで最も小型の,無核の細胞で,以下に述べる特異な形態をとっているが,血小板の機能相(止血反応におけるコラゲン線維や細線維に対する粘着,凝集,およびそれらの過程で起こる放出反応,また血小板血栓におけるフィブリン系の出現や血餅退縮)に際し,さまざまな形態変化を起こす.ここでは形態特徴と機能との関連を,正常および病的状態について解説する.
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