外来診療・ここが聞きたい
リウマチ熱の考え方・扱い方
塩川 優一
1
,
村山 正昭
Yuichi Shiokawa
1
,
Masaaki Murayama
1順天堂大学医学部・内科
pp.1908-1910
発行日 1982年10月10日
Published Date 1982/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217988
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症例
〔症例1〕J. K. 7歳,女
主訴 発熱,耳介発赤
57年2月2日,嘔気,嘔吐とともに39度の発熱,球結膜の充血,耳介の皮膚炎様の発赤にて来院.口腔粘膜に点状発赤,リンパ節腫脹(-),心炎の所見なし.麻疹罹患の既往なしとのことで,麻疹,溶連菌感染の疑いにてAMPC 1.0gを投与開始,3日後に解熱す.
検査所見 WBC 3,700,GOT 21,Fe 67,ASO 1,280単位,CRP(-),赤沈25mm/時
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