今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床
消化液分泌とホルモン
胃液分泌
大江 慶治
1
,
三好 秋馬
1
1広島大第1内科
pp.2246-2248
発行日 1979年12月10日
Published Date 1979/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216331
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はじめに
胃液分泌を調節する機構として,神経性調節1)に加えて消化管ホルモンの関与が研究の対象となったのは,Gregory一派によるガストリンの純粋化,構造決定2,3).に始まり,さらにYalowとBersonによるガストリンのラジオイムノアッセイの確立4)によって今日まで発展してきた.その概要と最近の知見を述べ,さらに消化性潰瘍における消化管ホルモンの病態に関する筆者らの成績について述べる.
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