Laboratory Medicine 異常値の出るメカニズム・15
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
河合 忠
1
1自治医大臨床病理学
pp.598-601
発行日 1979年4月10日
Published Date 1979/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402215852
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はじめに
止血のしくみと出血傾向のスクリーニングについては,本シリーズの5「全血凝固時間と血餅の観察」(15巻5号p.714)で概説した.その折,内因性血液凝固系のスクリーニングとして部分トロンボプラスチン時間(partial thromboplastin time,PTT)の重要性を強調した.今回は,PTTについて,その特徴ならびに臨床的意義の詳細をとりあげることにしよう.
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