今月の主題 実地医のための臨床細菌学
細菌学的アプローチ
喀痰
松本 慶蔵
1,2
1長崎大熱帯医研
2長崎大内科
pp.938-939
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207933
- 有料閲覧
- 文献概要
はじめに
呼吸器感染症の起炎菌をいかにして決定してゆくべきかは古くて新しい課題である,したがって,喀痰を対象に起炎菌を決める新しい方法が試みられ,幾つかの難関が次々と突破されつつある.この状況下に実地医の立場で喀痰をいかに考えてアプローチしてゆくべきかに焦点を合わせ,日頃の筆者の考えと,この方面の進歩について述べてみたい.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.