検体の取扱い方と検査成績
免疫血清学的検査
竹中 道子
1
1日大・臨床病理
pp.1308-1309
発行日 1973年10月10日
Published Date 1973/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204932
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免疫血清学的検査は,梅毒の診断をはじめ,各種感染症,膠原病,自己免疫疾患の診断,血液型,輸血のための検査などに重要な位置を占めている.免疫学的な原理を用いての検査であり,検体の正しい取り扱いと反応系の試剤の十分なコントロールと正確な技術があってはじめて正しい結果が得られる.以下,誤った成績を導くような検体の取り扱い方とその理由を述べ,さらにその防止策についてふれたい.
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