検査室の用語事典
免疫・血清学的検査
松橋 直
1
1東京大学医科学研究所アレルギー学研究部
pp.680
発行日 1977年6月15日
Published Date 1977/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917396
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67) C-reactive protein (CRP);C反応性タンパク
種々の炎症のある患者血清中に急性期タンパク(acute phase protein)として増加する,肺炎菌のC多糖体と反応する物質.正常者にも微量に存在する.CRPと結合するC多糖体の部分はphosphoryl cholineであることが明らかになった.また,CRPは抗原で活性化されたT細胞に結合し,免疫にも何らかの役割を果たしていることが疑われている.
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