専門医に聞く・11
"転び易い"という主訴に始まり,運動失調,眼球運動異常,構音障害をきたした6歳男子の例
本多 虔夫
1
,
吉倉 範光
2
1横浜市民病院・神経内科
2日大駿河台病院・脳神経クリニック
pp.222-225
発行日 1973年2月10日
Published Date 1973/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204613
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症例 6歳11カ月の男子
主訴 転び易い.
現病歴 幼稚園時代は健康で競走も早かったが,今春小学校に入学し,5月頃から物を落とすことが多くなり,さらに7月初旬から転び易くなった.顔つきも変わり,根気もなくなった.7月25日横浜市民病院に来院,ただちに入院した.
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