臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方
●小児の身体所見のとらえ方
XXII.発疹・黄疸・浮腫
1.発疹
山下 文雄
1
1久大小児科
pp.962-965
発行日 1971年5月20日
Published Date 1971/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203703
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小児病診断の定石である年齢区分別に日常出逢いやすい発疹を考えてみる.
小児の発疹をみてゆく時のもうひとつの心がけは,「この発疹が危険をもたらすものか,放置してよいものか,積極的に治療を加えなければ生体へ危険があったり,合併症を残す可能性があるのか,治療方法がある発疹か,ことばをかえれば,細菌性ないしアレルギー性のものか,ウィルス性〜正体不明のものか」ということであろう.
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