話題
—診断・治療手技の分野で幾多の新しい試み—第8回日本癌治療学会総会から(1970年10月19-21日・大阪)
楢林 和之
1
1神戸大放射線科
pp.226-227
発行日 1971年2月10日
Published Date 1971/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203512
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3学会合同癌学会議を併わせての3日間にわたる学会は、話のポイントをわかりやすく発表するという石川七郎会長の要請によって行なわれた.新しい企画の苦心の跡がシンポジウム「診断の進歩」「治療の進歩」公募Pannel Discussion「制癌剤効果増強」「肝癌とα1-fetoglobulin」「脳腫瘍の特殊治療」,合同シンポジウム「Carcinoid Tumor」にみられる.将来性のある研究主題を一般演題以外にクローズアップさせ,癌研究の方向性についての会長のリーダーシップが称讃される.以下内科系医師に興味深いと思われる主題について紹介する.
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