目で見る臨床検査シリーズ カラーグラフ
血液検査法—Ⅰ.赤血球形態からの診断
寺田 秀夫
1
1昭和大臨床病理
pp.732-733
発行日 1969年7月10日
Published Date 1969/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202712
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近年,放射性同位元素を用いる血球回転,クームス試験や免疫グロブリンを中心とする免疫血液学的検査法,酵素や核酸代謝に関する生化学的検査法の導入,電子顕微鏡を用いる血球形態の観察など,血液学的検査にも多くの進歩がみられるが,1枚の血液塗抹標本を美しく仕上げ,それを詳細に観察することは血液病診断の基本であり,それにより大部分の血液疾患が診断されうるのである.
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