診断のポイント
ガストロカメラの限界
本田 利男
1
1日大内科
pp.203-205
発行日 1966年2月10日
Published Date 1966/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201174
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近年,内視鏡ことに胃カメラによる診断技術はめざましい進歩をとげているが,X線透視や胃生検による所見でもつとも合致しないのは慢性胃炎である。また胃潰瘍における良性悪性像の鑑別や胃がん,ことに早期がんについて手術胃の組織所見と比較してみると,その間にかなりの不一致があり,胃カメラの診断にもある程度の制約のあることが考えられる。
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