基礎医学
痰の細菌学—呼吸器感染の原因菌のさがしかた
小酒井 望
1
1順天大臨床病理
pp.1250-1253
発行日 1965年8月10日
Published Date 1965/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200961
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肺,気管支の細菌感染,それが一次的なものであれ,ウイルス感染その他にひきつづいて起こつた二次的なものであれ,いずれの場合でも,痰の採取,細菌検査,原因菌の感受性検査,化学療法というのが診療の常道になつている。それでは痰の検査によつて原因菌,つまり感染の主役をなしている菌が確実につかめるであろうか。また痰の検査によつて原因菌をつかむにはどうすればよいであろうか。
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