診断のポイント
期外収縮
森 博愛
1
,
村山 栄一
1
1九大内科
pp.213-216
発行日 1964年5月10日
Published Date 1964/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200269
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不整脈を主訴として外来を訪れる患者は非常に多い。中でも期外収縮は最も普通にみられる不整脈で,一生の間に一度も経験しない人はないとさえいわれている。期外収縮は器質的心臓病を背景として現われたり,心筋の過敏性の異常な亢進の表現としてみられる場合もあるが,単に機能的な変調の結果としてみられることもあるから,その正確な認識は実際診療上きわめて重要である。
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