特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール
一般外来でよくみる循環器疾患
【虚血性心疾患】
抗血小板薬の使い方
石川 秀一
1
,
上妻 謙
1
1帝京大学医学部附属病院循環器内科
pp.1698-1701
発行日 2014年9月10日
Published Date 2014/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107758
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パールとピットフォール
◎急性冠症候群ではアスピリンとクロピドグレルなどのP2Y12受容体拮抗薬の2剤を可及的速やかに内服する必要がある.
◎冠動脈ステント留置後におけるアスピリンとクロピドグレルの継続期間は12カ月間が標準である.
◎クロピドグレルを維持用量(75mg/日)で開始した場合,抗血小板作用を十分に発揮するには数日を要する.
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