特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール
救急でよくみる循環器疾患
病態から考える急性心不全の治療
石原 嗣郎
1,2
,
佐藤 直樹
1
1日本医科大学武蔵小杉病院循環器内科
2Lariboisière hospital
2Lariboisière hospital
pp.1678-1680
発行日 2014年9月10日
Published Date 2014/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107754
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パールとピットフォール
◎収縮期血圧値(SBP)と脈圧は病態把握に有用である.
◎SBPは強力な予後規定因子である.
◎急性期治療における急激な血圧低下を避ける.
◎急性心不全における血圧の評価および継時的な注意深い観察は多くの情報をもたらすため重要である.
◎クリニカルシナリオ,Nohria/Stevenson分類を利用し病態に応じた治療を行う必要がある.
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