特集 免疫反応と疾患
臨床に必要な免疫の基礎知識
サイトカイン・ケモカイン
大辻 幹哉
1
,
寺島 裕也
1
,
松島 綱治
1
1東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻分子予防医学
pp.398-401
発行日 2013年3月10日
Published Date 2013/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106689
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ポイント
◎サイトカイン・ケモカインは,主に免疫系細胞同士,あるいは,非免疫系細胞と免疫系細胞の間のコミュニケーションに使用される蛋白質の総称である.
◎多くの場合,サイトカイン濃度は産生細胞の付近でのみ高く,作用は局所的である.ときに,サイトカインは血中に入り遠隔組織に作用する.
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