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Medicina(Tokyo) Volume 49, Issue 11 （November 2012）

medicina 49巻11号（2012年11月発行）

特集いま，内科薬はこう使う

循環器薬

Ⅰ群抗不整脈薬池田隆徳 ¹ ¹東邦大学医学部内科学講座循環器内科学分野キーワード：サンリズム , シベノール , プロノン , タンボコール , アスペノン , リスモダンR , アミサリン , ピメノール , 硫酸キニジン , メキシチール , キシロカイン Keyword: サンリズム , シベノール , プロノン , タンボコール , アスペノン , リスモダンR , アミサリン , ピメノール , 硫酸キニジン , メキシチール , キシロカイン pp.87-89

発行日 2012年11月1日 Published Date 2012/11/1

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106388

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参考文献

　心筋細胞膜の（イオン）チャネルまたは受容体に作用して心筋の電気活動に影響を及ぼし，不整脈を抑制する薬剤のことを抗不整脈薬と呼ぶ^1，2）．抗不整脈薬は，チャネルに対する作用でⅠ～Ⅳ群に分類され（Vaughan Williams分類），ナトリウム（Na）チャネル遮断作用が主な薬剤のことをⅠ群抗不整脈薬という^1，2）．Ⅰ群抗不整脈薬は，活動電位持続時間に対する作用でさらにⅠa群，Ⅰb群，Ⅰc群の3つに細分化される．