今月の主題 外来・病棟でのプライマリケアに必要な感染症の知識
頻度の高い病態
肺炎
喜舎場 朝雄
1
1沖縄県立中部病院呼吸器内科
pp.1684-1687
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106181
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ポイント
★グラム染色で起炎菌が推定できる場合には,狭域スペクトラムの抗菌薬を使用する.
★喀痰が得られないなどの状況では,患者背景を考慮して起炎菌を想定して治療する.
★培養陰性例では,基礎疾患,初期の重症度,血液培養が陽性か否かで治療期間を決定する.
★2週間以上の治療期間を必要とする病態は限られており,バイタルサインや治療への反応から抗菌薬の使用期間を決定する.
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