Medicina(Tokyo) Volume 49, Issue 7 （July 2012）

medicina 49巻7号（2012年7月発行）

今月の主題肝硬変update―より良き診療のために

肝硬変の治療

栄養療法のあり方森脇久隆 ¹ , 白木亮 ¹ , 華井竜徳 ¹ ¹岐阜大学第1内科 pp.1178-1181

発行日 2012年7月10日 Published Date 2012/7/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106042

PDF(402KB)

ポイント

★肝硬変患者は高い頻度で蛋白・エネルギー栄養障害を合併する．

★蛋白・エネルギー栄養障害は肝硬変患者の予後とQOLを悪化させる．

★肝硬変患者では，的確な蛋白栄養アセスメント，エネルギー栄養アセスメントが必須である．

★肝硬変患者の蛋白低栄養状態には分岐鎖アミノ酸製剤を投与する．

★肝硬変患者のエネルギー低栄養状態は就寝前軽食（夜食）によって治療する．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

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