--------------------
編集室より
I
pp.1016
発行日 2009年6月10日
Published Date 2009/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103955
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
●内分泌疾患は,みつかれば治る可能性が高いが,見逃された場合は不幸な転帰をたどることが多いとのこと.患者の立場からすると,まず最初に鑑別していただきたい疾患のように思えてなりません.今回の特集は「みつけること,見逃さないこと」に的を絞って企画され,早期に診断することの重要性が強調されました.多くの先生方に本号を読んでいただき,内分泌疾患を的確に診断する力を養ってもらいたいと思います.
●“診断する力”といえば,弊誌『medicina』で2006~7年に連載された「Case Study 診断に至る過程」が昨年単行本化され,『ティアニー先生の診断入門』(ローレンス・ティアニー,松村正巳 著)として好評を博しております.そのほか『診断力強化トレーニング』(松村理司,酒見英太 編集)や,『誰も教えてくれなかった診断学』(野口善令,福原俊一 著)など,診断力を高めるための書籍が弊社より続々と発刊されています.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.