今月の主題 循環器薬の使い方 2009
頻用される循環器薬の使い方
抗不整脈薬:Ⅰa群薬,Ⅰc群薬,Ⅳ群薬
藤木 明
1
1富山大学医学部第2内科
pp.62-65
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103737
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●Vaughan Williams分類で,Ⅰ群はNaチャネル,Ⅳ群はCaチャネルブロッカーである.
●Ⅰ群薬には,活動電位持続時間,結合解離速度,結合するタイミングによる細分類がある.
●Ⅰb群は,活動電位持続時間を短縮,逆にⅠa群は延長,Ⅰc群は変化させない.
●結合解離速度からfast drug はⅠb群,slow drugはⅠc群,intermediate drugはⅠa群に.
●抗不整脈薬使用に際しては,QRS幅,QT時間の過度な延長を避ける.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.