今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
総論―Multiple problemsにどう対応するか
Multiple problems:患者参加型治療戦略の考え方
野村 英樹
1
,
中山 健夫
2
1金沢大学附属病院総合診療部・総合診療内科
2京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学
pp.1590-1593
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103505
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●患者の自律性を尊重した医療では,医療者と患者の共有意思決定のプロセスが重視される.
●複数の問題を抱える患者では,問題の緊急性と介入で得られる価値の大きさを区別する.
●専門家として助言を行う際には,患者が初期値に従う傾向があることを特に留意する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.