今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応
腸疾患の診断と鑑別のポイント
症候からみた腸疾患へのアプローチ
長田 太郎
1
,
大草 敏史
1
,
渡辺 純夫
1
1順天堂大学消化器内科
pp.791-795
発行日 2008年5月10日
Published Date 2008/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103344
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●腸の炎症性・機能性疾患を疑ったときの問診は詳細に丁寧に行う.
●炎症性腸疾患は内視鏡所見だけでは鑑別できないことも多く問診が重要.
●Crohn病は大腸の検査だけでは診断がつかないこともあり小腸検査も行う.
●過敏性腸症候群の器質的疾患の除外には問診と便潜血反応が不可欠.
●下痢,血便をきたす疾患の特徴を理解する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.