今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ
座談会
内科医に求められる認知行動療法・メンタルヘルスの基礎知識とは?
熊野 宏昭
1
,
木村 穣
2
,
鈴木 伸一
3
,
原井 宏明
4
1東京大学心療内科
2関西医科大学枚方病院内科
3早稲田大学人間科学学術院
4独立行政法人国立病院機構菊池病院
pp.2130-2139
発行日 2007年11月10日
Published Date 2007/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103025
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現在,内科で診る多くの疾患は生活習慣病に含まれる.治療を進めるうえでは,薬物治療のみならず,食事や運動など生活習慣への働きかけが不可欠である.そこで注目されているのが身体面に加えて心理行動面からも見立てと介入を行う心療内科的アプローチである.
内科,精神科,心療内科,臨床心理それぞれの領域から専門家にお集まりいただき,今日から内科臨床に生かしていただけるよう,心療内科的アプローチのエッセンスである認知行動療法とメンタルヘルスの基礎知識について,率直に意見交換していただいた.
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