連載 できる医師のプレゼンテーション─臨床能力を倍増するために【最終回】
レクチャー/学会などでのプレゼンテーション―スライドのコツ
川島 篤志
1
1市立堺病院・総合内科
pp.616-621
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102665
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●少人数の研修医を対象とした小さな部屋でのレクチャーで……
研修医A:あー,結構疲れたけど……お願いしていたレクチャーなので,頑張って出よう!
(昼食後でもあり,少しずつ睡魔に襲われて……コクリコクリと.そのときに研修医Aの隣に座っている研修医Bに質問が当てられて……)
研修医B:それは○○だと思います.
指導医:Aも知ってたよね.
研修医A:は,はい!(よし,頑張って起きてよう.内容もオレたち向きだし……)
(しかし,またカンファレンスが進行し,最後の方でウトウトしていたところ・・・・・)
指導医:……これを知ってれば,「デキル」研修医と思われるよ.
研修医A:(「デキル」という言葉に反応して……)えっ.何々?
指導医:寝てた子には,教えてあげなーい.
研修医A:えっ,起きてましたよ.先輩,教えてくださいよ!(と和やかな雰囲気で次回のレクチャーに続く)
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