今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方
血管内感染,敗血症と抗菌薬のえらび方
感染性心内膜炎
長山 義明
1
,
堀口 英明
1
,
藤田 佳嗣
1
1聖マリアンナ医科大学呼吸器・感染症内科
pp.242-245
発行日 2003年2月10日
Published Date 2003/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102512
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ポイント
・基礎に心内膜疾患があり敗血症が疑われたときは,必ず感染性心内膜炎の発症に注意する.
・活動期であっても抗菌薬無効例は外科適応を考慮する.
・アミノグリコシド系抗菌薬(ゲンタマイシンなど)と塩酸バンコマイシンを投与するときは,腎障害,聴覚器障害に注意し,薬物血中モニタリング(TDM)を行う.
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