今月の主題 内科医と虚血性心疾患
非観血的検査からどこまでわかるか?
血液検査からどこまでわかるか?―生化学検査の立場から
春田 昭二
1
,
川名 正敏
1
1東京女子医科大学循環器内科
pp.44-46
発行日 2003年1月10日
Published Date 2003/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102471
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ポイント
・虚血性心疾患のうち,急性冠症候群に対する生化学的検査の重要性が増している.
・心筋マーカーのなかで,特にトロポニンTと心臓型脂肪酸結合蛋白(H-FABP)の迅速測定は急性冠症候群の高リスク症例の診断に有用である.
・不安定プラークには炎症機転が関与し,高感度CRP値は予後を反映する.
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