今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
発疹を読む
サルコイドーシスの発疹
岡本 祐之
1
1関西医科大学皮膚科
pp.990-992
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102087
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ポイント
・組織学的に3つの皮膚病変に大別される.結節性紅斑(肉芽腫陰性),瘢痕浸潤(肉芽腫+異物),皮膚サルコイド(肉芽腫陽性).
・頻度の高い病変は,顔面に好発する結節型および局面型皮膚サルコイドと膝蓋に好発する瘢痕浸潤である.
・組織診断されていない症例では微細な病変も見落とさないようにし,皮膚生検を行う.
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