連載 病理との付き合い方─明日から使える病理の基本【実践編】・12【最終回】
乳腺
秋山 太
1
1癌研究会癌研究所病理部
pp.188-190
発行日 2007年1月10日
Published Date 2007/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101988
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
乳癌は急増しており,女性で最も多い癌である.内科領域ではなじみの薄い癌であると思われるが,薬物療法という点において腫瘍内科医との接点がある.乳癌の薬物療法には,進行・再発乳癌に対する薬物療法,術後薬物療法,術前薬物療法,手術を前提としない薬物療法があるが,本稿では術後と術前薬物療法の病理診断のポイントについて述べ,病理医の役割を紹介する.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.