今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
症状・身体所見から疑う内分泌疾患
動悸,頻脈
真尾 泰生
1
1勤医協札幌クリニック・臨床内分泌代謝研究所
pp.1136-1138
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101914
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ポイント
・動悸・頻脈をきたす病態は多岐にわたるが,内分泌疾患が原因であることも多い.
・動悸・頻脈の出現状況を詳しく問診し,それぞれの疾患にみられる随伴症状
・所見を確認することが診断への第一歩である.
・「内分泌疾患を疑って」所見をとり検査をすれば,その後の診断は容易であることが多い.特に甲状腺疾患の頻度は高いので,甲状腺の触診は欠かせない.
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