特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集
血液生化学検査
血液ガス・電解質・微量金属
Na/K/Cl
林 松彦
1
1慶應義塾大学医学部内科学
pp.272-275
発行日 2005年11月30日
Published Date 2005/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101799
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Na(ナトリウム)
異常値の出るメカニズムと臨床的意義
Na代謝は,体液量変化と,浸透圧変化の相互作用により調節され,抗利尿ホルモンとレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系が中心的役割を果たす1).
臨床上の重要性と選択
Na濃度異常は入院中の患者によくみられ,基礎的な検査として行われるべきである.
補液を中心として栄養補給,水分補給を行っている場合,定期的な測定が必要である.
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