今月の主題 循環器薬の使い方 2006
病態に応じた循環器薬の使い方
ACE阻害薬とARB
心不全における使い方
鳴海 浩也
1
,
桑原 洋一
1
,
小室 一成
1
1千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学
pp.1506-1509
発行日 2006年9月10日
Published Date 2006/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101680
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ポイント
心不全では,レニン-アンジオテンシン系が亢進している.
アンジオテンシンⅡの心筋への作用を抑制することが重要である.
高血圧,脂質代謝異常,メタボリックシンドロームなど,リスクファクターを有する患者には,心不全症状がない場合でもARB,ACE阻害薬が有効である.
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