今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
腎・尿路疾患の診断と治療
【疾患各論】
高尿酸血症による腎障害
大野 岩男
1
,
細谷 龍男
1
1東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科
pp.460-462
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100555
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
・痛風・高尿酸血症による腎障害の発症・進展には高尿酸血症・高尿酸尿症・酸性尿が重要となる.逆に,痛風・高尿酸血症による腎障害の対策にはこれらに対する適切な対処が必要となる.
・痛風腎では糸球体障害よりも髄質機能障害が起きることが多い.
・超音波検査は痛風腎の診断に有用である.
・腎機能に応じてアロプリノールの投与量を調節する必要がある.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.