今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
検査の進め方―腎疾患を見逃さないために
腎機能検査データの診方・考え方
今井 圓裕
1
1大阪大学大学院医学系研究科老年・腎臓内科学
pp.406-407
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100541
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ポイント
・臨床的には腎機能は糸球体濾過量(GFR)をさす.
・GFRの正確な測定法はイヌリンクリアランスであるが,通常24時間クレアチニンクリアランスで代替する.
・腎機能を推定するにはMDRDの式やCockcroft-Gaultの式があり,一般臨床では腎機能を推測し,腎機能に応じた治療や投薬を行うのに有効である.
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