今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす
血糖降下療法
【経口血糖降下薬の特徴と使い方】
αグルコシダーゼ阻害薬
五十川 陽洋
1
1三井記念病院糖尿病代謝内科
pp.48-50
発行日 2006年1月10日
Published Date 2006/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100461
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ポイント
・食後高血糖を呈している患者が良い適応である.
・必ず食直前に内服する.
・単剤では低血糖を起こすことはまずない.
・他剤との併用で低血糖を起こした際はブドウ糖の内服が必要である.
・腹部手術歴を有する患者ではイレウスの原因となりうるため要注意である.
・食後高血糖を抑制することによる抗動脈硬化作用が期待される.
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