特集 国立保健医療科学院への期待・提言
卒後教育への期待
多田羅 浩三
1
1大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座
pp.166-170
発行日 2002年3月15日
Published Date 2002/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902687
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今日,わが国の公衆衛生が大きな改革期にあることは周知のとおりである.この時期に,国立公衆衛生院が,名残深い白金台から和光市に移転するということは,極めて重要な意味を持つように思える.国立公衆衛生院が,新生国立保健医療科学院として装いも新たに,21世紀のわが国の公衆衛生を担う中枢の機関として大きな発展をするよう,寄せられる期待は非常に大きいものがあると思われる.特に,公衆衛生専門職の卒後教育体制の構築については期待が大きいのではないかと思われる.
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