特集 公衆栄養のトピックス
地域における公衆栄養活動—外食栄養成分表示への取り組み
布施 憲子
1
,
井元 浩平
1
1東京都千代田保健所
pp.107-110
発行日 2001年2月15日
Published Date 2001/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902449
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近年,食生活の中で外食の占める割合が大きくなっている.
平成10年の国民栄養調査では,昼食の外食率は,20〜30歳代の男性で3人に2人,20歳代女性で2人に1人が昼食を外食で済ませている.東京都の調査でも,男女別,食事区分別にみた外食の状況は,図1のとおりであり,昼食において全体の47.5%,特に男性では54.4%が外食を利用している.ライフステージ別健康栄養調査結果においても,中食(中食とは持ち帰り弁当,市販の惣菜などを利用した食事をいう)の利用も含めた昼食の内容は男性の25〜44歳で8割以上の人が外食,中食を利用している.
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