連載 トピックス
21世紀に向けて保健所はどうあるべきか
柳 尚夫
1
1大阪府泉大津保健所高石支所
pp.363-367
発行日 1998年5月15日
Published Date 1998/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901889
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本文は,全国保健所長会創立50周年記念誌に入選した論文に大幅に加筆したものであり,掲載に当たっては,全国所長会役員会の了承を得ている.なお,筆者自身は,保健予防課長および支所長として10年以上大阪府の保健所に勤務しているが,あくまで一自治体での経験に過ぎず,保健所のあり方について全国的な視野で十分には検討できておらず,この文章は全国の保健所に当てはまるわけではない.また,保健所の機能は各都道府県の実情により,地域のニーズにより異なっているはずであり絶対的な答えは存在しないが,各都道府県,保健所で21世紀の保健所のあり方を検討されるに際し,参考になれば幸いである.
なお,本文は組織論にはふれておらず,また保健所機能全般を検討したわけではなく,あくまで21世紀に役立つ機関として保健所を変革するための課題とくに福祉分野との統合を中心に,個人的なアイデアをまとめたものである.
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