特集 公衆衛生の視点からみた事故予防
なぜ,公衆衛生で事故予防に取り組むか
原田 美江子
1
1東京都葛飾北保健所
pp.252-254
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901865
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戦後,日本の公衆衛生は結核をはじめとする感染症,脳卒中,胃がんの激減に目ざましい成果を挙げ,今日,日本は世界のトップレベルの健康水準を誇るに至った.ところが,そんな中で意外に忘れられているのが事故予防対策である.
昭和36年以来,死因の第4位,または5位を占めてきた「不慮の事故」をわれわれは何気なく見過ごしてきた.
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