連載 市町村保健活動と保健婦
<座談会>箕面市総合保健福祉センターを拠点とした保健福祉活動・2
池本 恭子
1
,
逢坂 悟郎
2
,
関口 洋太郎
3
,
松尾 高子
3
,
宮川 純子
3
,
多田羅 浩三
4
1老人保健施設
2箕面市立病院リハビリテーションセンターリハビリテーション科
3箕面市総合保健福祉センター保健福祉推進室
4大阪大学公衆衛生学教室
pp.479-483
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901720
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職種間の連携による訪問
多田羅 前回におうかがいしたように,箕面市の訪問指導は一定の歴史があるようですが,現在の訪問指導はどのように行われていますか.
宮川 訪問指導で他の市町村と違っているのではないかと思う点は,初回の訪問に原則として必ず福祉のケースワーカーが同伴することで,必要ならば理学療法士あるいは作業療法士も同行していることです.ですから,初回訪問で健康状態のみでなく家庭の状況なども把握でき,どのようなサービスを提供する必要があるかなど,その後の計画を立てることもできます.
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