活動レポート 長崎県琴海町の保健福祉計画の策定とケアマネジメントの展開・3
具体的展開法としてのケア体制
宮田 ゆう子
1
1長崎県琴海町環境保健課
pp.587-589
発行日 1996年8月15日
Published Date 1996/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901537
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琴海町の高齢者ケアの体制づくりとその礎となったケアカンファレンスについて紹介したい.
琴海町は,昭和57年の老人保健法の施行と相まって訪問指導を開始,家庭訪問の位置づけを重要視してきた.その後ヘルパーの増員,病院の訪問看護,デイサービス,介護支援センターの開設などによりケアスタッフが増加し,いろいろな立場での訪問が行われ始めた.ケースを中心としてそれぞれの立場からの情報を交換し合うことが必要となってきた.そこで,月1回のケアカンファレンスを開催し,情報交換やサービスの適正化を討議し,その過程で生まれたものがこのケア体制である.在宅介護支援センターに情報を集める方法をとっている.
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