連載 健康づくりの実践に向けて・4
市町村における健康づくりの現状—節酒を中心にして
坂田 清美
1
,
久保 訓子
2
,
小林 勝義
3
,
平岡 純
4
1自治医科大学公衆衛生学教室
2香川県土庄保健所
3石川県厚生部長寿社会課
4千葉県多古中央病院
pp.265-269
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901242
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
適量の飲酒は心身の健康に良い影響が期待できるが,過度の飲酒はさまざまな健康障害や社会問題の原因となる.健康づくりとしての飲酒対策は,適正飲酒をスローガンに,未成年者や妊婦,高齢者など対象者に応じた内容が求められる.
前回にひき続き,全国の3,258市町村(東京都特別区は市として扱う)に対し実施した健康づくり事業の現状調査より,飲酒対策について報告する.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.