衛生施策の動向・都道府県 岡山県
母と子の健康をつくる県民運動
高木 寛治
1
1岡山県環境保健部公衆衛生課
pp.213
発行日 1990年3月15日
Published Date 1990/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900062
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超高齢社会の到来に備えて,現在がん・脳卒中等の成人病や寝たきり・痴呆等の要援護老人の予防に特別の重点を当てた健康づくりが鋭意すすめられているが,次代を支える人づくりや生涯健康づくりの基礎としての母子保健の重要性が,もっと注目されなければならない.
さて,岡山県の母子保健は一般に,昭和52,53,54年と3年連続の自称「母子保健三冠王(新生児,乳児,周産期死亡率の三指標が全国最低率)」達成に象徴されるように,高い水準にあるといわれている.
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