特集 “人が受ける最期の医療”と公衆衛生—— 一人の「死」を万人の「生」につなぐ
大規模災害時における歯科所見による身元確認
柳川 忠廣
1
1公益社団法人日本歯科医師会
キーワード:
生前歯科データと死後歯科データ
,
東日本大震災
,
照合解析ソフト
,
口腔診査情報標準コード仕様
Keyword:
生前歯科データと死後歯科データ
,
東日本大震災
,
照合解析ソフト
,
口腔診査情報標準コード仕様
pp.950-957
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209941
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ポイント
◆身体から個人を特定できる生体特徴として、歯科所見、指掌紋、DNA型等が挙げられる。
◆歯科医師会では、警察等からの依頼を受け、身元不明遺体の歯科所見と生前のカルテや顎模型、X線写真等を照合して身元確認を行う。
◆歯科所見のデータベース化により、身元確認作業の精度や効率性が大幅に向上される。
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