特集 徹底解説 東京2020対策—今こそ!マスギャザリングへの備え
東京2020に向けた感染症対策
感染症サーベイランス情報を対応に活かす
神谷 元
1
,
島田 智恵
1
,
松井 珠乃
2
,
柿本 健作
3
1国立感染症研究所感染症疫学センター
2国立感染症研究所感染症疫学センター第一室
3国立感染症研究所実地疫学専門家養成コース
キーワード:
感染症サーベイランス
,
東京2020
,
マスギャザリング
Keyword:
感染症サーベイランス
,
東京2020
,
マスギャザリング
pp.293-297
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209381
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【ポイント】
◆東京2020は,国内および国際的なサーベイランスと対応の仕組みが整ってきた現状で迎える56年ぶりの夏季オリンピック・パラリンピックである.
◆2016年以降に国内で開催された二度のサミットとラグビーワールドカップ2019を通じてマスギャザリングにおけるサーベイランスと対応の体制が整備されてきた.
◆東京2020におけるサーベイランスと対応についての取り組みは,今後のわが国のグローバル化の進展に対応するための貴重なレガシーとなる.
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