特集 労災医療と公衆衛生
労災保険法のシステム
慶谷 淑夫
1
Yoshio KEIYA
1
1いわき明星大学
pp.104-107
発行日 1989年2月15日
Published Date 1989/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207869
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労災保険は,業務上の事由または通勤による労働者の負傷,疾病,障害または死亡に対して迅速かつ公正な保護をするため,必要な保険給付を行い,合わせて業務上の事由または通勤により負傷し,または疾病にかかった労働者の社会復帰の促進,その労働者及び遺族の援護,適正な労働条件の確保等を図り,もって労働者の福祉の増進に寄与することを目的としている.このために労災保険においては,保険給付事業と労働福祉事業を担っている.
また,この保険は,政府が管掌し,その会計は,労働保険特別会計法に基づいて特別会計において処理されている.
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