調査報告
施設痴呆性老人の日常生活機能評価尺度作成とその検討
藤田 綾子
1
,
青木 信雄
2
,
稲垣 裕子
3
,
石原 美智子
4
,
村井 純子
4
,
山田 裕子
5
,
敷島 妙子
6
Ayako FUJITA
1
,
Nobuo AOKI
2
,
Yuko INAGAKI
3
,
Michiko ISHIHARA
4
,
Junko MURAI
4
,
Hiroko YAMADA
5
,
Taeko SHIKISHIMA
6
1大阪府立老人総合センター
2健光園診療所
3神戸市立看護短期大学
4サンビレッジ新生苑
5関西学院大学
6呆け老人を支える岐阜家族の会
pp.475-480
発行日 1986年7月15日
Published Date 1986/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207297
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●はじめに
特別養護老人ホーム(以下,特養と略)における痴呆性老人の出現率は,長谷川1)や柄沢2)らの推計によると30〜40%といわれ,施設処遇の中で,痴呆性老人の占める割合が決して小さいものではないことを示唆している.
痴呆性老人の処遇については,各施設の中で試行錯誤的になされており,痴呆性老人の特有なニーズに必ずしも対応できていないのが現状である3).
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