日本列島
大崎地方の救急医療体制の整備
土屋 真
1
1仙台市衛生局東保健所
pp.234
発行日 1984年4月15日
Published Date 1984/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206843
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宮城
新聞を見ると,休日当番医の医療機関名が乗り,大崎1市13町全地域の休日診療体制が一応整って1年半が過ぎたことに安心する.宮域県大崎保健所管内である古川市・志田郡・遠田郡・加美郡・玉造郡は人口が21万3千,面積が仙台市の6.5倍に当る1522.53km2の広大な県北の米どころである.
管内はかつて3つの保健所があった.このため旧保健所の地区単位に,「地区地域医療対策委員会」(医師会・市町・保健所・他で構成)が設置されているが,この委員会が救急医療体制の整備に果した指導的役割は非常に大きい.むしろこの委員会の場での頻回な協議と意見調整があったからこそと言えよう.
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